叔母のしたこと
C子さんは若いころ、男女二人の子供を連れて離婚した。C子さんの弟も離婚し、娘一人を妻のもとにおいてきた。
成人したC子さんの娘は他人に羨まれるほどの良縁を得て結婚。一年後、長男が生まれ,幸せな日々を送っていたのも束の間、夫の浮気が発覚.。子供までつくっていた。
弟は付き合っていた女性と再婚した。ところが、相手は独身の筈なのに一緒に暮らし始めめると女性の娘と言うものが現れ、家族の一員として居座ってしまった。
C子さんの長男は母や叔父、姉の結婚を見ているためか三十歳を過ぎても一向に身を固める気配がない。
C子さんはときどき嘆くのである。「どうして、我が家はこうなんだろう。何にも悪いことはしていないのに」
<慈延より>
彼女とその家族は確かに悪いことをしていない。しかし、彼女の叔母は妻子のある男性を無理に離婚させて妻の座におさまった人であった。
結婚を奪った者の家族が、幸せな結婚を奪われただけの話なのである。
なぜ、そんな叔母のために苦しむのかと思うのは、個人主義を信奉する現代人には理解することが難しいだろうが、 霊魂の世界では、一族は一連托生で責任を負わされるのである。しかも、可哀想なことに優しい心を持った人ほど怨念の影響を受けやすい。
柔らかいボールほどつぶれやすいのである。
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